南町奉行根岸肥前守の懐刀隼（はやぶさ）新八郎、神道無念流の名手で頭脳明晰、心やさしい好青年だが恋には晩生（おくて）。あからさまに出来ない犯罪を、密かに探る内与力の役についている。折しも、淀橋と成子坂（なるこざか）で2つの殺人事件が発生、さらに、雑司ヶ谷鬼子母神での惨劇に拡大する……。斬新な江戸ミステリー、待望の文庫化。
平岩弓枝といえば平岩弓枝シリーズ!!!!!!!!!!!なんですが、いやそうじゃないんですが、前々から読みたかったんです「かわせみ」。 でもそうじゃなくてとりあえずこの「はやぶさ新八御用帳」を何冊か買って読み始めているところです。
面白い。 見事にハマってしまいました。
丁度今、引っ越し途中で、これ数冊を除いて書籍は全部移転済みなんでありまして、もうこれしか読むものないもんだから、がむしゃらに読んじゃったりなんかしてんですけども。
それにしても１巻目（長編）でナイスポジションを獲得したお鯉さんが、いくらストーリー的な都合があるからとは言え２巻目で一切出ないっていう思い切りの良さがすざましい。 ままその後はこれまた一層ナイスなポジションを獲得しつつ再登場するんではありますけれども、意表を突きまくりやがりなんですよぉ。
よし、引っ越し終わったら平岩弓枝の時代モノを制覇するぜ〜い。