伊那毎日新聞、休刊、解散
2008 年 7 月 25 日 金曜日読売新聞の記事より、ついぞその紙面を見る機会の無かった長野県伊那市のウルトラローカル新聞「伊那毎日新聞」が今月末をもって休刊、9月末に解散を決めるのだそうです。 サイトの「記者室」にも「全力疾走」と題して触れられています(というか公式発表は無いみたいですね)。
追記:昨日付で(日経のサーバですが)KOAよりPDFが公開されていました。
1955年2月、抵抗器製造販売会社「KOA」(伊那市)創業者で元衆院、参院議員の故向山一人氏らが創刊。月曜日を除く毎日、タブロイド判の朝刊を約1万部発行し、伊那、駒ヶ根両市の市政や街の話題などを報じてきた。
信濃毎日新聞の記事から会社説明をもちっと引用しますと、
同紙は1955(昭和30)年、KOA創業者で元衆院議員、参院議員の故向山一人氏が中心となって伊那市で創刊した。現在、タブロイド判の日刊紙(月曜休刊)を発行。発行部数は1万部弱としている。資本金は8000万円で、KOAが発行済み株式の8割を保有している。従業員は取締役らを除き14人。伊那市に本社、駒ケ根市に支局がある。
どっかで表紙だけは見たことあるんですよね。 なんだろう?って思って「伊那毎日新聞」って書いてあるのを確認しただけで、そういう新聞があるんだなぁって思った程度。 こういうタブロイドって結構あるんで、その中の一つなんだろうなぁという認識だったんですが、こっちはちゃんとした新聞だったんですよね。 でも見かけた事が無いんですよね、飲食店とかでも。 1万部ってそういうもんなのかなぁ。
同社によると、今年3月期決算で、売上高は1億6800万円で、330万円の赤字だった。同社は「部数は減っていないが、広告収入が減り、親会社(KOA)への債務の返済が難しい。黒字に転じる見込みもない」と説明している。
変な話、サイトがあれば紙面なんて見ないし、まさか購読なんかもしないしっていうのが私の考えで、でも本紙が無くなれば当然サイトも無くなるんだよねぇって考えるとぞっとします。 サイトだって信じられないようなアクセス数があったらしいので、そっち方面の広告も見込めるんでしょうけれども、それでも本紙のそれにはかなわないんだろうなぁ。 ネットで広告でっていうのはローカルでは絶望的に難しいんだろうねぇ(取り組み方にもよりけりだろうけど)。
でも「黒字に転じる見込みもない」っていうのは随分とばっさりした説明だよね。 もう何も言えないじゃんって(笑)。 記者さんたちの今後はどうなるんだろう。 そういうのも知りたいなぁ。



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