12
1月

On The Way To Eden (Eden Rose)

のちにSandroseになるEden Roseはフランスのバンドで、唯一のアルバムは1970年発表。 エレピ弾きまくりギター(Jean-Pierre Alarcen)弾きまくりの暴走列車でありまして、うっかりしてるとドラムも大変なことになっており、いやはや手数の多いバンドであります。 最初に聴いた時、柳田ヒロみたいだと思ったところではありますが、柳田ヒロって申し上げてどのくらいアピールできるのか自信がないこともない…。 フード・ブレインの鍵盤最強化版とでも申しましょうか、サイケっぽい空気も感じられるので全体的にはアートロックの香りが濃く、そっち好きの人にはたまらない内容であります。

こういうバンドは長続きしないんだよねぇと思ったらそのとおりで、それはそれでいいんだけど、次のSandroseも1枚きりしかアルバムを出していない件。

で、Sandroseはどうなのかと申しますれば、ボーカルがいるという。 女性ボーカルで、どうも英語で歌ってるっぽいのはいいんですけど、こう・・・粗雑というか、よく言えば「ロックっぽい」んでありまして、そもそもロックが苦手な私には今ひとつの評価しかできなくて悲しいところであります。 その割には演奏は立派なプログレで、そこにいささかの落差を感じてしまうところなんですよね。

だもんで、Eden RoseよろしくインストなM7 – MEtakaraがいいんですよ。

8
1月

III (Het Pandorra Ensemble)

どこで売るというタームは置いといたり置いとかなかったりだけど、それより言いたいことがあって、この勘違いされやすいジャケットはどうだろう。 ジッパーも首より上も真っ白けなところに反して革ジャンも髪もルージュも黒い(だって→)そんなモノクロのジャケットは、一見すれば普通、パンクな印象を受けるのではないだろうか。 いやそうでもない? ろうか、老化?

プログレなんですけどね。 しかも、オリジナルは1978年で(あ、パンク!)。 しかもオランダのバンドなんでありまして、いやぁユーロ・ロックは深い。 ユーラシアくらい深く広いっすね(広いです)。

異様にテクニカルな、もちろん手数の多すぎるバンドの皆さん。 ギターは2系統で兄弟なんだそう(利手が違う…)。 ドラムはもちろんベースもやたらに巧く、言っちゃ悪いけどエピゴーネン然たるところでありまして、そこだけ切り取っちゃうと身も蓋もないところ。 これは存外にプログレに多いとこでありまして、今回はクリムゾンがお手本なのかな、と思ったり。

これは普通に「アナログで聴きたかった」と思いました。 ウルトラレアな逸品なんで、LPではどうしたって聴けっこないところだけど、ほんまCDで聴ける世の中でよかった。

それにしてもジャケットがそぐわないなんだよね。

4
1月

Dreaming a Dream: the Best of Crown Heights Affair

Crown Heights Affairはすごい。 メンバーが8人もいる。 あたしゃ最初、全員ボーカルだと思って、おいおいこの人達はよってたかって歌うのかえ!と勘違いしてまして。 だって聴いてみたらわかりますけど、コーラスワークがよくてね、ボーカルグループなのかと思ってしまうのもしょうがないと思うんですよね。 安心して下さい、バンドです(←©2015)。

ニューヨークはブルックリンで1970年中盤からこのグループ名で活動を開始して1974年に1stをリリース、翌年 Dreaming a DreamがUSダンスチャートでトップになってわーいわーい。 でもディスコのブームが去ると同時に失速しちゃうという、すごくわかりやすい活動経歴。 それでも1989年に最後のシングルを出しているんで、しぶといといえばしぶとく、いやそうは言いますけど、グルービーが前面で出てきた80年代の作品も、今聴くといいんですよね。

そう、ディスコティックなソウル/ファンク系なんですよ。 良くない訳がないんですよ。

特に私が好きなのは1978年にシングルとしてリリースされたGalaxy of Loveで、どういうわけかUKチャートで24位まであがっただけ、という、USはどうしたの?って話なんですけど、これがね、いいんですよこの曲いいんですよ。

初めて私、とあるコンピレーションでこれを聴いて、いやいやこれは大変だ、名曲決定じゃないかって思って。 だってさ、曲名がGalaxy of Loveで、シンセによる風(とジェット)音、16ビートで刻まれるハイハット、ピューン♪とかいっちゃうどこにでもあるようなスペーシーなシンセと印象的なピアノ、そしておねーちゃんのアナウンスなんだもん。 ぐいぐい引き込まれちゃう。 元々収録されていたアルバムで聴いてますと、ジャケットのおねーちゃんがこれ喋ってるんだよね、って勝手な妄想を展開しちゃうんだよね。

イントロが終わるとホーンが炸裂しちゃって一気にディスコなんですよ。 あと、ベースがすごい。 ノリノリでブイブイいわしちゃってね、曲はベースがどれだけ良いかによるっていう私の価値観を肯定してやまないんだよぉぉぉぉぉぉ。

29
8月

ツタヤディスカス

TSUTAYA DISCAS のメンテが延滞に延滞を重ねて3泊目突入 に詳しいこの度の障害に、私はやきもきしてた。 というのも、サービスに疑問を感じはじめたのと、そこまでして借りたいアイテムもなくなったこともあり、定額プランから無料会員に変更したんでありました、のが今月の24日あたりで、同日最後の返却をし、26日になって「そういえば返却メールが届かないな」って思い、サイトにアクセスしましたら、

メンテナンス中だっていうじゃん。

結局その後そのままメンテナンスが順延順延順延順延順延順延し、私自身は先程復旧を確認したところなんです。 早速に最後の返却が処理済みであることを確認して、このどこがリニューアルしたのかよくわかんない、けれどもこれまでより一層重くなったサイトとおさらばしたのであります。

無料会員になって浮いた月額料金は、格安SIMの利用料金になりまして、それはまた今度書きますね。

平素は、TSUTAYA DISCASサービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

この度は、メンテナンス時間が当初予定より大幅に長引き、
会員の皆さまには、多大なご迷惑とご心配をおかけいたしましたこと深くお詫び申し上げます。

また、制限付きでオープンとなりますことを心よりお詫び申し上げるとともに、
現在制限しているサービスにつきましても早急にオープンできるよう取り組んでまいります。
今後も、サービス品質の維持・向上に全力を尽くしていきますので、
変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

【延長経緯】
この度、動画配信サービスのリニューアルに向け、大規模なシステムメンテナンスを行ってまいりましたが
「動画配信サービス」におきまして不具合が発生しており、問題点解決のためメンテナンス時間の延長をさせていただきました。
楽しみにお待ちいただいているお客様にはご迷惑をおかけいたしまして誠に申し訳ございません。

動画配信サービス再開時期と対応状況につきましては随時お知らせページでご報告させていただく予定です。

この度は多くの皆様にご迷惑をおかけする結果となってしまったことを心よりお詫び申し上げます。
皆様からいただいたご意見を真摯に受け止め1日でも早いサービス再開に努めてまいります。

今後とも「TSUTAYA DISCAS」を宜しくお願いいたします。

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■現在、ご利用いただけないサービス

・動画配信サービス(視聴/購入/お気に入りリスト登録)
・TSUTAYA TV利用者IDでのログイン/パスワード変更
・プラン変更(全プラン)
・月額見放題フルR18のプラン登録
・音楽配信サービス

上記は復旧まで停止させて頂きます。
ご不便をお掛けいたしますが、今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。

18
8月

からっぽの世界 タクト・デイズ 

早川義夫が60年代に率いていたバンド・ジャックスの,東芝以前のタクト盤をCD化。

CD化・・・されたのは1998年のことで、やっとこさ買ったという次第というか体たらく。 ジャックスが東芝以前に、タクト電機というオーディオメーカーが抱えるマイナーレーベルからリリースされたシングル2枚をコンパイルして再発したというもの。 以前にLPでリリースされていたものの、そちらは3曲入りだったという。

ジャックスに関してはもう、定本を買わないと何も言えないような感じが個人的にはしていて、欲しいなぁとは思いますけど今やプレミアがたーっくさんついちゃってておいそれとは買えないもんですから、結局は何も言えなくなっているのではありますが、この初期音源を聴きますに、東芝盤とどう違うのかと言われましても、明確には言えないのでありまして、いわばこれ、マニア向け、コレクターズアイテムなのかなぁというところ。 そうそう、ジャックスといえば音源そのものもあれ、ボックスを再発して欲しいところではありますけど、もうねぇ・・・望み薄だねぇ・・・。

内容はお馴染みの暗黒世界で、ここまで暗黒なのは取って返して言えば笑ってしまうほどであり、その点で言えば東芝盤未収録の「いい子だね」が異様に明るく軽やかに聞こえてしまうから不思議。

不思議にジャックスはジャズっぽい匂いがしてて、タクトというジャズ系のマイナーレーベルからシングルが出たというのも、なんとなくうなづけるところ。

それにでも暗い。 真っ暗だ。