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Spunk (Sex Pistols)

ピストルズについては説明不要な感じもしますけど、最近勃然と聴きたくなって。 しかもNever Mind The Bollocksじゃなくて、Spunk Demoの方を。

私が最初に買ったピストルズのレコードは、即ち初めて自分の金で買った輸入盤は、あの悪名高いLive Worldwideで(アルタになったCISCOで買ってw)、どういうわけか、再評価の季節だったのか、当時(1985年)はやたらと粗悪なブートが出回って、悲しいかなあれこれと買ったんですよね。 その中でもLive Worldwideは良かった方だったと記憶しています。 っていうかA1がI Wanna Be Meで、音圧がすごいなーとかね、高校生のあたしゃ思い込んでしもうたもんじゃよって。 今聴けばこれはSpunkがソースっぽいですなぁ。

という経緯でピストルズを聴き始めて、もちろんNMTBも聴いて、これはこれでいいなーって思ってたところ、どうもSpunkというデモ盤があるぞという話を聞きつけ、じゃぁってんで西新宿に原付で駆けつけましてね、見つけたんですよ、この盤を。 でもこれね、アンタイトルドでね、単にSex Pistolsって書いてあるだけでね、Spunkかどうかわかんないんですよ。 しかも9800円もしてね。 高校生にどうやって買えんだよこんな高いの、しかもSpunkかどうかわかんないし。 で、意を決して店員さんに訊いてみたんですよ「これってスパンクですか?」って。 そしたら「わかりませんw」だって。 諦めてその日は家に帰って、次の土曜日にまた店に行ったらまだあったんで、もういいや買っちゃえってんで買ってね。 レシートをスリーブん中に挟んでおきましたよ。

NMTBがクリス・トーマスによる丁寧な、ちゃんと聴ける体で整えられたのに対して、SpunkはNMTBよりも前に、デイブ・グッドマン(だったっけ?)の手によるデモでして、音はさすがによくないけど、十分聴ける。 全体的に荒い演奏で、それがすごくパンクでかっこいいんですよ。 でも正規版はNMTBで良かったな、と。

Spunkでの聴きどころは、なんといってもベース。 グレン・マトロックなんですよ弾いてるの。 この後脱退して「彼」が加入して崩壊しているバンドではありますが、NMTBで弾いてるのは彼じゃなくて、ギターのスティーブ・ジョーンズなんですよね。 正直NMTBのベースは面白くない。 Spunkでのグレン・マトロックのベースは、いかんせん音が良くないので聴きづらいところですが、すごくベーシストらしくていいんですよ。 ドライブ感があるんですよ。 なんかねー、ベースが全体を引っ張ってる感じなんですよね。

思えばピストルズをエントリーするなんて、MovableTypeだった頃以来。 もう当時のアーカイブは削除しちゃったので、懐かしのシリーズであれこれエントリーしようかなって思った今日このごろです。