ジャマイカ出身で元郵便局員の Roy Cousins は 1960 年代中期には Royals でレコードデビューを飾っているというから相当の古株。 初期音源集を含めて 4 枚のアルバムを Royals 名義でリリースしたのですけれど、相当早い段階で病気のために作曲とプロデュースに専念するようになり、更に 1980 年代前半にイギリスに渡りレーベル作るだレコード屋始めるわ、どんどん裏方稼業に邁進していくのであったそうな。
Roy Cousins Presents Kings And Queens Of Dub は自身のレーベルから 2011 年に CD 再発されたもの。 Scientist がエンジニアを務めていることが注目に値するところですけれども、他の情報がわからないのが如何にもレゲエ/ダブらしい。 いつの録音だかもわからず、Channel One での録音というから 1980 年前後かとは思うのですけれどもよくわからん。 ドラムマシンっぽいリズムを除けばリズム隊は Sly & Robbie っぽい(スネアとシンバルを同時に叩く感じが Sly Dunbar って感じがするする)。
でも Scientist がダブ化してるんで Scientist のアルバムって言ってしまってもいいくらいのディープさになってるのかおかしくてたまらないです。