Revelation はイギリスのレゲエ／ラヴァーズ・ロックのバンドで、1978 年に代表曲 With You boy を Write Sounds からシングルリリースし、翌年である 1979 年に Burning Sounds からアルバム Book Of Revelation と、Burning Sounds のサブレーベルである Burning Vibrations よりダブアルバム Variation On A Time をリリース。 後にシングルをリリースしているもののアルバムのそれはないようなので、Book Of Revelation が唯一作となるもよう。 ちなみに本作は後に CD 再発されたものですが、オリジナルとバージョンの関係をしっかり捉えている 2in2（おい）なところにお買い得感が満載です。
このバンドがいいのはルーツ・レゲエとラヴァーズ・ロックをうまいぐあいにミックスしているところでありまして、ミックスといえばアルバムのミックスを Mark Angelo Lusardi が担っていることも要チェックポイントであります。 が、レーベルが違うことが原因なのか、With You boy がアルバムには収録されていないんです。 そもそも Write Sounds というレーベルにしても 1978 年に数枚のシングルをリリースしたっきりで消滅している謎レーベルでありますし、そのへんの権利関係が絡んでいるからなのかもしれませんけれど、たいへんに惜しいことだと私は思います。 これと Jah Feelings が収録されていれば完璧なんだけどなぁ。