It’s All About Love (Persuaders, The)

 amazon | yodobashi 

本作は、N.Y.出身のヴォーカル・グループ、ザ・パースエイダーズがカーラへと移籍して1976年に発表した通算4作目のアルバム。フィラデルフィア・ソウルの重要人物、ノーマン・ハリスやロニー・ベイカーらが制作に参加。力強いリード・ヴォーカル、ダグラス・スコットと息の合ったコーラスで魅了する、最高傑作と名高い作品。

Persuaders の 4 作目は 1976 年リリース。 ここで一度活動が終わるのか次作は 1997 年ということだけれど、ATCO から Calla に移籍しての唯一作が一番いいというのもおかしな話。 それまでのアルバムがよくなかったかというとそんなことはありません。 ですが、もともとあった甘茶成分が本作ではぐっとモダンになって最高傑作の呼び声にもじゅうぶん納得できるくらい。 極論すれば Persuaders はこれだけ聴いてもいいんじゃないかっていうくらいなんです。

ただ惜しいのは配信にあがっていないこと。 CD 化もされているのになんでやねんって話です(その CD 化が日本だけというのも関係しているのだろうか)。 その CD ジャケは Calla のオリジナルを踏襲しており、LP 再発時の女性の顔写真のよりも素晴らしいんですよね。

▶ More Streaming Media...