CTI から、名付け親でもある Quincy Jones のレーベル Qwest(この頃はまだ A&M 傘下)へ移籍しての 1 作目で 1981 年のリリース。 もちろんプロデュースも Quincy Jones で(余談ですけどこれを書いているのは 11/8 で、先日亡くなられたんですよね)、そう言われて聴くとこの 2 年前にリリースされた Michael Jackson の Off The Wall に通じるものがあって興味深いところなんですが、やっぱりそれは Rod Temperton が深く深く関与してのことなのだなぁだなんてクレジット見ながらほくそ笑んでしまいます。
このアルバム、邦題を「デイライトの香り」っていうんですってね。 もうなんでもありだな。
それはさておき内容なんですが、前述の通りで大変にポピュラーな R&B であるところに Quincy Jones / Rod Temperton の底力を感じるところなんではありますけれども、これはこれでいいんですけど、本作も含めてすごく教科書的というんでしょうか、平均的とでも言えばいいのでしょうか、ひとつ突き抜けるものがないので聴き流してしまうところがあるんですよね(Qwest の後の GRP 時代は未聴)。 それが残念といえば残念ではあるんですよね。