Harvey Fuqua 率いる Nite-Liters は New Birth とごっちゃになるんですけど結局は同じ(メンバーが核)で、女性ボーカルが参加しているのが New Birth で、後々こちらに統合する、という時間の流れのよう。 そもそも双方のデビューアルバムが 1970 年にリリースされているものですから、改名してどうこうというものでもなく、実際問題初期は Nite-Liters のほうがいい。 そして New Birth は 初期があんまりよくない(私の感想です)。 このバランスは Nite-Liters が 1973 年に A-Nal-Y-Sis をリリースしてその名を使わなくなった頃が端境期で、New Birth のみのリリースが続き、 Harvey Fuqua と RCA に別れを告げて飛躍していくあたりが New Birth のピークなんじゃないかと私は感じています。 それだって何十年も経っての話じゃなくて 70 年代中期のことなんですけどね。
Different Strokes は Nite-Liters の 4th で 1972 年のリリース。 漢汁たれまくりファンクの Nite-Liters は初期がいいと先に書きましたけど存外どれもよくて、そのリリース量の凄まじさからみると奇跡に近いものがありますが、後々のリリースにしたがってどんどん良くなっているような気もします。 次作が A-Nal-Y-Sis なので、ここらがピークなのかもしれません。 なにしろ 1 曲目の Do The Granny がかっこいいんですよね。