そもそも在籍していた Easy Chair というサイケデリックバンド(ダウナーでいい!)が Mothers of Invention の前座をしたのがきっかけだったそうな。 詳しくはあちこち調べてみていただくとして、バンドは解散、残った Jeff Simmons は本作と次作を制作した後に Mothers of Invention に加入した、という経緯らしいです。
よって Zappa もこのレコーディングに関与しており、っていうか 2 枚とも Straight からリリースされているわけだし(話によると 2in1 があるらしい)、本作はプロデュースの一翼を担っており、且つタイトルトラックのリードギターもこなしているらしく、良い意味でずぶずぶすぎてファンにはたまらんものがあるのかもしれません。
そういう私は純然にハードめのサイケアルバムだとして捉えていまして、これはこれでたまらんものがある、と。
ちなみに次作はロジャー・コーマンの映画のサントラだそうで、全編インスト。 サントラだから強いて仕方ないとしても、歌モノだったら 1st に引けを取らないサイケっぷりだったろうになぁと思う私なのではありました。
Digitally remastered edition of this album from the rock musician best known as a former member of Frank Zappa’s Mothers of Invention. Lucille Has Messed My Mind Up is a 1970 album by Jeff Simmons, produced by Frank Zappa under the pseudonym La Marr Bruister. The title track was later rerecorded as part of Zappa’s 1979 album, Joe’s Garage. Another track, “Wonderful Wino,” was rerecorded and released on Zappa’s 1976 album, Zoot Allures.