1965 年にリリースされた唯一作。 Chico Feitosa というと私にとっては Yê-Melê の作曲者(実際には Luiz Carlos Vinhas との共作らしいけど詳細は不明)ということになるんですが、ソロアルバムを出しているのをずっと知らずにいて、聴いてみてそのあまりのボッサノヴァっぷりに卒倒。 なにしろ Oscar Castro-Neves によるオーケストレーションにご本人の朴訥とした野太い歌声ですから。 静謐すぎて寂しくなっちゃうくらいに素敵。
しばらくの間これをリピート再生して睡眠導入剤代りにしていたのですけれども、目覚めてもかかっているのでまた眠たくなっちゃう危険性を孕んでおりましたとさ。