Three For Love (Shalamar)

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前作の大ヒットを受けてディスコとポップスが交差したオリジナルなサウンドで本国アメリカは勿論、イギリスやここ日本でも人気が爆発したプラチナ・セールスを記録した4thアルバム。プロデューサーとして才能が開花したシルヴァーズのレオン・シルヴァーズIIIのサウンド・プロダクションとツイン・ヴォーカルの軽やかな歌声が冴え渡る名盤。大ヒット・シングル「メイク・ザット・ムーヴ」を筆頭に優れたダンス・ポップス・アルバムとして不動の人気を誇る名盤!

Shalamar といえばなんといっても Take That To The Bank でありましょう。 私が好きなのは同じくアルバム Disco Garden (1978) に収録されている Lovely Lady で、要するに Jody Watley ががんばっていればなんでもいいんじゃないか説があったりなかったりするも、アルバムとしてはこれじゃなくてこの次の次にリリースされた本作で、っていうか Shalamar の 2nd から 4th はマストだし、欲を出せば 6th である Friends (1982) あたりまで食指を伸ばしてもいいってくらいです。 強烈過ぎて確かに Dynasty が二番煎じに甘んじているのも憤懣やるかたなしというところ、実際問題が。

(スタジオプロジェクトだけど)Dick Griffey が信頼し、Leon Sylvers が全力出してプロデュースをし、あちこちから実力派(と思われる)ミュージシャンを起用して作り上げた、単にディスコにとらわれないアルバムならではの構成が魅力的ですのでぜひともアルバム単位で聴いていただきたい。 でもベストでも可・・・なんではありますが、話を戻して 4th である本作は 1980 年リリースということもあり、ちょっと後に豹変してしまうエレクトロ・ファンクの雰囲気は微塵もなく、いい感じに 70 年代ディスコブームを総括しています。 なにしろポップですから、聴き心地がいいんですよね。

ちなみに Jeffrey Daniel ですよね Shalamar といえば。 「Shalamar といえば」ばっかりなんですけどそれはさておき、Jeffrey Daniel って Stephanie Mills を結婚していたんですね。 夫婦だったんですね。 調べてみてびっくりしました。

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