Chrome リモート デスクトップ

こと自宅のWindowsマシンにリモートアクセスする場合、これまでは UltraVNC を使っていました。 「MSログオンを要求する」にチェックを入れていたので Mac からは接続できず、MacBook Air (M1) 上の Parallels Desktop 上の Windows 11 on ARM にクライアントをインストールして接続していた、という。 おかげさまで M1 Mac はこういうところでも処理速度でのストレスはないので、Intel Mac > VMWaree Fusion > Windows 10 の頃から踏襲的にやってきたものです。

が、さすがに Parallels Desktop 上の Windows 11 を立ち上げっぱなしにすることは精神衛生上よろしくなく、UltraVNC を起動するがために仮想環境を立ち上げたりサスペンドするっていうのはちょっと手間なんじゃないかと感じてきました。 また、Insider Preview である Windows 11 の利用が、主な目的である Microsoft Office の使用以外が原因で支障を来す可能性をなるべくだったら減らしたい、っていうか Microsoft Office と Edge だけ使えればいいんだよ的な環境にしておきたいこともあって、UltraVNC を外そうと思ってきたものじゃよ。

そこで Chrome リモートデスクトップ でありました。 ちょっと試しに使ってみたところ、そもそも導入も簡単だし、当然 Mac からもアクセスできるし、クリップボード共有はできるし、思った以上に遅延が少ないし、思った以上に転送量が少ないし、これはいい。 その場で UltraVNC をアンインストールしました。

あとはなんだったっけ、カーテンモードを有効にしたのと、ショートカットキーのカスタマイズだけやりました。 Mac の command キーを押すと、ホストの ctrl キーになるっていうやつで、これでコピペが楽になるっていう。

思えば UltraVNC も随分と前、最後のサラリーマン生活を始めた直後くらいに必要に迫られて使い始めたもんなんで、もうひと昔だか前からのお付き合いでした。 いやぁすっごく助かったもんじゃよ。 そんなこんなで粛々と5901番ポートを閉めたのでした。 っていうか今や自宅Webサーバもないし、開けてるポートなくなっただよ。 わおわお。