まず Aragorn があり、それが Snakes Alive となり、最終的に Stepps になる。 どれも極上のジャズロックであるのに、どれもが録音だけする（Aragorn）とかテスト盤をプレスするだけ（Stepps）とかでまともに世に出たことがないアルバムばかりで、この Snakes Alive の唯一盤・・・そうそうどのバンドであっても唯一盤のみっていうのも付記しておかなければ・・・もテスト盤プレスのみだったらしい。
それでも芋づる式に再発というか正式発売されたのは幸運なことで、本作も漏れなくその口。 こうやってモノによってはマスターテープから正規盤がリリースされることで、これまでの盤起こしブートでは聴き取れなかった部分もずいぶんにクリアに聴けて嬉しい限りです。
正規盤リリースにあたって日本ベースのアルバムジャケットと韓国ベースのアルバムジャケットがあるけど、どっちもいいんですよね。 後日解釈の雰囲気バリバリではありますが。