No Sub Reino Dos Metazoários (Marconi Notaro)

Marconi Notaro のおそらくは唯一作(1973年リリース)。 ブラジリアンサイケというとトロピカリズモでありますけれども、それを軽く超越してしまった幻の名盤。 っていうかさ、1973年当時、当然日本では知られていなかったろうけれども、本国ではどうだったんだろう。 おおサイケだサイケだと(ブラジル人が)喜んで・・・というのはちょっと想像できないもんなぁ。

1曲めこそオーソドックス(なぜか音が悪いけど)なラテンなサンバなので気を許しがちなんですが、その後はもう、しっかりとブラジルさを残しつつ、強烈なリバーブ音が行き交って悪夢の様相を呈します。 これはもう、サイケというかまんまアシッドな世界で、挫折しそうになるという。

もう、ノリノリのラリラリで製作したのですかねぇ。 ジャケットも相当イっちゃってるなぁ。

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