Enlighting Beam of Axonda (Bobby Brown)

Bobby Brown とはここでは、私と生年が同じだというアメリカ人のシンガーというかダンサーではなく、まったくなく、なんしろ謎のハワイ人。 ジャケットに写っているそれは、(向こうは海なんだろうけど、こっちにあって人と犬以外のものであるそれらは)楽器なんだそうな。 っていうかこれ、野外スタジオなのだそうだ。

で、1972年におそらくはプライベートプレスされたであろう本作は、あまりに狂ってて身悶えしそうになるくらいのどサイケっぷりです。 インド度マックスなアシッド・ウルトラサイケなフォークがベースにあり、たぶんこの世で珍妙と思えるすべての事象を収録したかのようなぶっ飛びっぷりで、もう救いようがありません。

このアルバムのリリース後、なんとライブ盤をリリースし、かつ2枚めのアルバムをリリースする活動っぷり(つっても1982年だけど)ながら、その後沈黙してしまうという不思議ちゃんっぷり。

とてもとてもどなたにもおすすめできるものではありませんが、こういう音楽もあるし、興味があるんだったら絶対聴けよ!って話ではありました。

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