Open Soul (Tomorrow’s People)

ジャケットがすごくえっちだ。 それだけでお子様にはオススメできないところだけど、内容は(特にうちの子なんかには)極めてオススメしたい、借金してでも聽いて欲しい(←つべ時代なのでこの言い方も軽くなってしまった)、まぁよくベースがお喋りするソウル/ファンク/ディスコの「かなりねっとりしてる」傾向の強い名盤じゃないかと思うんです。 激レア盤だったそうだけど、CDになってよかったねホント。

つか、アマゾンのこのページだとさ、ジャケットを拡大しまくって舐めるように見られるもんじゃけ、いよいよお子様にはいけんぜ? なお、1976年の作品。

話題にのぼる、B面(今の若い子もさすがにわかるかと思うけど、1976年なんてCDがありません。レコードって言ってね、そう親が「レコード屋さん」なんていうアレのソレよ。それは表面と裏面があって、人力でひっくり返したんですよ。オートリバースはカセットテープですよ!わかってるんだったら親はDJだろ!もちろんこの盤はアナログで持ってるよな?え?$1800らしいぞ!?)で1曲っていうジャズよろしく主張しちゃうタイトルトラックは、本来であれば評価したくない。 これは今で言うところのDJの仕事を先取りしたようなもんだもんだもの。

それよりも私が強く推したいのは、A面。 特に1曲めと2曲め。

そんなイントロでソウルかよ!ってくらいに気持ちの悪いベースが、我慢して(とてもいいからガマンしないけどガマン汁はですかも知れない)みると、次の曲のイントロでも同じ音色で

「あ、また出ちゃってゴメンっぴ」

って風にいやらしいんだけど、私としては、このA面の最初の2曲がとても好きなのよ。 すごいソウルなんだもん。

すごいなシカゴ。 ほんと驚いちゃうよ。

シカゴのローカル・レーベルStage Productions から1976 年にリリースされた
バートン4 兄弟を中心とした6 人組のソウル・バンド、トゥモローズ・ピープルによる唯一アルバム。
世界的コレクター/ DJのSadar Bahar が10年間探し続けた一枚で、目玉はなんといっても、
今もSadar Bahar がへヴィ・プレイする一曲としてや、名門レーベルBBE 監修のコンピレーション・アルバム「The Real Sound Of Chicago」にも収録されたことでも人気の「Open Soul」だ。
レコードのB 面を丸々と使用した20分を超える大作で、壮大かつグルーヴィな珠玉のディスコ・ファンクが展開されたスペシャルな作品。
他にも7 インチ・シングル・カットもされているファンキー・チューンな「Let’s Get With The Beat」や
キラー・インスト・ナンバー「Hurt Perversion」などなどアルバム全体を通しての聴き応えも申し分なしの逸品アルバム。
レコード盤は市場に殆ど出回ることがないだけに正に待望と呼ぶに相応しい一枚! !

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