Why White Y? (sugar me)

予備知識なしで聴く。 アコースティックなロックというかポップスというか、すごく万人受けのしそうな、かつ懐かしさがこみ上げてくる楽曲と歌に最初、トーレ・ヨハンソンに影響を受けた人(決して本人ではない)がプロデュースしたのかな、なんて思って。 そもそも日本人だとは思ってなくて。 カーディガンズの未発表集かとさえ思ってしまって。

待望のデビュー作となる『Why White Y ?』には、小山田圭吾(コーネリアス)、イトケン(トクマルシュー ゴ、相対性理論、D.V.D)、梅林太郎(milk)、千住宗臣(七尾旅人、原田郁子、原田知世、キセルなど)、吉津卓保(元number0)、青葉聡希(元number0)などが参加。ミシェル・ゴンドリー監督の映画『ムードインディゴ~うたかたの日々~』とコラボし、話題となった「1,2,3」や既にライブのハイライトとして音源化が待望されていた「as you grow」を含む全8曲を収録。またアートワークは、今年「第24回ブラティスラヴァ世界絵本原画展」にて、第2位にあたる<金のりんご賞>を受賞した絵本作家、きくちちき氏の描き下しイラストを使用。

そもそもユメオチというバンドを知らないので、そのボーカルの人のソロ・プロジェクトだとも知らず、その面で言えば新鮮に聴けて良かったのではないかと。 先入観一切なしで聴きまして、あぁずいぶんと日本人っぽくない雰囲気なんだなぁって。

これはとてもいいと思う。 ビートルズっぽい、みたいな形容をされますけど、それよっかは前述のスウェーデンポップっぽい「ビートルズあたりの時代をいっしょくたにした」大風呂敷を用意して形容したほうがしっくりくるのではないかと考えました。 邦楽もいいのあるんだねぇ。

・・・・YeYeと同じレーベルなのか!