Never Gonna Leave You (Maryann Farra & Satin Soul)

アンニュイな声で可愛らしく歌うマリアン・ファーラーをフィーチャーした究極のディスコ・ブギー系作品。だが、この可憐な声を舐めてはいけない。67 年にはザ・ジェネシス&マリアン・ファーラー名義でシングル(1曲はジャニス・イアン作品)も残している芸歴の持ち主。トニー・ヴェイラーとトム・モールトンが全面サポートし、「ストーンド・アウト・オヴ・マイ・マインド」など、音楽好きのツボを押さえた職人芸が絶妙。

ブランズウィック・レコードというのはシカゴソウルの名門なんだそうだけどゴメンなさい知らなくて知らなくて。 そっから1975年に発表されたディスコブギ系・・・の1枚なんだそうな。 ディスコブギ・・・。

聴いてて、聴いてるのが案外に歌じゃないのに毎回気付くんですよね。 普段はiPhoneのスピーカーで聴くので低音がまったくわからないものですから、いやおうなしに耳に入るのがドラム(のハイハット)。 そのハイハットが、裏打ちのハイハットが、いやっていうかドラムがすごく気持ちいんですよこれ。 むろん後半(B面)のソウル感もいいんですけど、やっぱり前半のタイトで軽快でノリノリのリズム(隊)が心地よいです。 あと、いやらしい(存在の)シンセもバッチグー。

あぁ、ブギーディスコファンク。 それだ!

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