劇団伊那舞台第5回公演『ゴジラ』を観に行った
ゴジラっていうタイトルでホントに劇中にゴジラが出るとは思いませんでしたけれども、伊那舞台の第5回公演「ゴジラ」を夕べ、アカネと共に観に行きました。
引っ越し作業で疲労困憊の中、また埃を吸いまくって気管支がヘニョヘニョになっているという最悪のコンディションの中、明日じゃ無理だ今日行こう!ってな事で夕べ行った訳です。
客演が増えて大所帯になった今回の公演、それはそれで幅が出来て良いのかも知れませんが、逆に言えばこれ、伊那舞台ではないと言っちゃっても良いのでありまして、そういうアイデンティティ的な事はどうなんだろうと思ったり思わなかったり。
だもんで、客演を沢山迎えた伊那舞台を母体とした今回の公演は云々...っていう評価になるんだと思いますし、じゃぁ次も観に行こうっていう一見さんには難しいのではないかなぁって感じたのですが、最早伊那舞台、しっかりと固定客が居るみたいで、客も大入り、そういう部分での心配は最早要らないのかなってところかも。
ただ、以前のような歪な演劇性とでも言えば良いのか、バランス崩壊のスレスレで芝居が進む様な妙なスリリングさは今やなく、普通の劇団芝居となりまして、こういうのを成熟というんだと感じました。 正直、前の方が良かった。 個々の役者さんについては否定するところなんか全然無いのですけれども、こう...個の集合体となった時に向かうベクトルがあまりにポピュラリティのそれになってしまったような気がするんです。
でもでも、これは私のような偏ったファンの見解に過ぎず、殆どの観客は成熟した伊那舞台に大満足だったのではないでしょうか。
ちなみにアカネ繰り出したリクエストで、私が涙を流さんばかりに評価しちゃったのが、「次は少人数で時代劇をやって欲しい」でありました。 もう普通の格好でゴジラやっちゃうんだから、普段着で侍でも構いやしねぇんじゃねぇかと。

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