きりひと讃歌
拙宅久々に手塚治虫ブーム。 アカネは「三つ目がとおる」、私はこれを読んでます(読みました)。
人間が犬の姿へと変わってしまう奇病「モンモウ病」。この病気にかかわるさまざまな登場人物の行動を通じて、手塚治虫は読者に「人間の尊厳とは何か?」という問いを投げかけている。
私にとって手塚治虫という漫画家は、こういう社会派っていうか青年向け漫画家でありまして、その点アカネの評価の逆(?)をいくところのよう。
医学モノという事でブラック・ジャックと比較したくなってしまうのですけれど、より社会派的だという点で私はこの「きりひと賛歌」を評価しています。 ブラック・ジャックのように孤灯の存在ではなくて、もうみんながみんな柵とか陰謀の中で蠢いている様が、読んでいて重い気持ちにさせてくれます。 しかし、このような感想を持たせてくれるマンガというものは以外に少ないもの。
ちゃんと確かめていないし、作風から読み取るだけなんだけど、こういう社会派ちっくっていうか重い感じの作風ってもしかしたら、この作品辺りからなんじゃないでしょうか。






