狼よ落日を斬れ
池波正太郎の小説を元に、名匠・三隅研次監督がダイナミックな演出で映画化した傑作時代劇。剣に生き、時代に命を捧げる男女が、数奇な運命の渦に呑み込まれていく。“侍エンターテインメント・キャンペーン”。
原作は池波正太郎の「その男」。 この作品を158分でどう調理するかというのが見どころだとは思ったのですが・・・。
そもそもに3本分の映画を1本に纏めたのだそうで、言ってみれば「逆キル・ビル」。 そのお陰をもって見事にハイスピードな展開となってしまい、原作を読んでいないと何が何だか訳分からんゐがになってしまいました。
また、原作とも史実とも異なるエピソードが各所にちりばめられ、観ていてかなりの違和感を覚えます。 香港映画みたいにその場その場で作ってたんじゃないかと思うほど(と書くと脚本家の方に申し訳ないのですけど、ホントにそうなの)。
池波ファンは必ず観、原作との違い、原作の「空気」との違いを発見するのが良い観方かも知れませんし、池波ファン以外の方には・・・観ない方が良いと申し上げておきますです。






