黄金の七人
イタリア映画ならではの軽快かつこってりした味わいで魅せる、マルコ・ヴィカリオ監督による痛快泥棒アクション映画シリーズの第1作。頭脳明晰の教授(フィリップ・ルロワ)、彼のセクシーな愛人ジョルジア(ロッサナ・ポデスタ)ら名うての大泥棒7人が、ジュネーヴのスイス銀行の大金庫に眠る7トンの金塊を地下からいだただこうと画策。
ミッション遂行のシーンのテンポなど、実にカラリと明るく華やかで鮮やか。我が国の『ルパン三世』も、本作に影響された部分も大きいのではないか。またアルマンド・トラヴァヨーリのシャバダバ音楽は、その後もモンド志向の若者たちによって熱く支持され、その勢いに乗ってのリバイバル公開までなされたほどの優れものである。
その後続編が作られ、どんどん訳がわからなくなってしまう黄金の七人シリーズも、最初はマトモなんでありました。 つくづく後悔してしまうのが「1+6 エロチカ大作戦」から観始めてしまった事。 映画自体はとてもおバカで素晴らしいんです。 ただ、観る順番を誤ってしまった私が悪い。
ともあれ第1作はちゃんとした泥棒映画であり、ファッションも音楽もベリグー(死語)な名作。 レビューにもある通り、ヒロインに騙されちゃう(でも後でどんでん返し)なんていうのはルパン三世に影響を与えてますよね。 ロッサナ・ポデスタさん素敵。 無闇に着替えるのも素敵。
007に対抗してイタリアで作られた映画、っていうのがそもそもなんだそうですけど、007とは違う「旨味」があるんですよ。 モンドだねぇ。





