Woodenshipsのharurinさん、逝く
はてなダイアリー版WoodenshipであるSlowpoke、その2007/10/01付エントリーのコメント欄は、先に再入院が告知された主宰者harurinさんへのエールの場として機能しておりましたが、まりりんさんのコメントによりますと本当に残念な事に、harurinさんは亡くなられてしまったそうです。
慎んで故人の冥福をお祈りします、合掌。
...昔を偲ぶ話を書いてもいいのかしら。
もう過去ログも取っておいていないので詳しくは忘れちゃったけれど、そう、まだMacOS Xも無かった頃、Mac OSの頃に初めてコンタクトして貰いました。
心底Macが大好きで、システムだけじゃなくて色々なサードパーティ製のユーティリティも大好きで、あれこれとインストールして結果、不安定になっちゃうのすら嬉しい!みたいな、Macを愛しそして楽しむ「懐の深い」人なんだなぁ、というのが私の第一印象でした。 彼に使われたMacは本望だと思うし、各種ユーティリティも(記事に載せきれない部分が案外多いだろうという部分で)本望だったのではないかと、今で思えば思います。
当時私はMacOSのデスクトップカスタマイズを、特にKaleidoscopeというアピアランス切り替えユーティリティーのスキーム(「スキン」とも言え「テーマ」とも言える)を紹介するサイトを某社の援助により運営していて、恐らくはその頃にお付き合いを始めたのではないかと記憶しています。
正直、私は当時は「使う人」よりも「作る人」に重きを置いており、スキームを作る、当時で言うところの「スキマー」以外は相手にしていなかったような気もしますが、それでもずっとお付き合いが続いたユーザサイドの方はharurinさん位なんじゃないかと思います。
その後、私のサイトが独立するにあたり、且つ独立したサイトを運営していくにあたって、harurinさんには随分と助けられました。 また、一時的にはharurinさんの個人サイトを私の運営するサーバでホスティングさせて貰う場面もありました。 今思い返せば年上のharurinさんに向かって随分と生意気な事を申し出た過去をば、恥ずかしく思うところでもあります。
今やMac関連のサイトもブログ以降は随分と増え、充実した情報発信が行われるようになりました。 気軽ながらも責任感を持ち、速報性とモチベーションを保ったまま、そして読んでいて楽しいMac系サイトの先鞭をつけたのはharurinさんなんじゃないかって私は思います。
或る重要な側面でのMacの語り部が失われた痛みを、私は感じざるを得ません。
それにしても悔やまれるのは、あんなに期待していたMac OS X 10.5をharurinさん、貴方はインストール出来ない事だ。 インストールして楽しみ、システムを堪能し、ユーティリティで遊んで尚一層にMacを愛するその結果のエントリーを、もう私は読む事が出来ないんだよ。 それってアリじゃない。 アリじゃないと私は強く君に言いたいのだが、それももう出来ないんだなぁ...。
本当にね、痛みの分だけ安らかに逝って下さい。 逝ってしまったんだったら、安らかにこれからを過ごして下さいね。 木の舟に乗って、ゆらゆらと、ゆらゆらと。 きっとiPodがポケットに忍ばせてあるんだろうねぇ。 そうでなくちゃね。
不思議な事に、harurinさんの一件が聞こえる直前に、emi☆さんと私の師匠であるjinsanとのコンタクトが取れたのは、もしかしたら何かの縁なのかも知れません。



