砂の器
この映画、リアルタイムでは観ていないっていうか、観ている筈がないっていう位なんだけど、こんな名作どうして今まで観なかったのか。
国鉄・蒲田操車場で起きた殺人事件を追う二人の刑事・今西(丹波哲郎)と吉村(森田健作)。彼らが東奔西走する中、気鋭の若手作曲家・和賀(加藤剛)は『ピアノと管弦楽のための「宿命」』の作曲に没頭していた。やがて捜査の末、事件と和賀が結びついていく……。松本清張のベストセラー小説を原作に、名匠・野村芳太郎監督が手がけた日本映画史上に名高い名作中の名作。コンサートで奏でられる『宿命』の壮大な調べに乗せて、事件の真相や犯人の過去などが綴られていくクライマックスは、まさに画と音の融合そのものであり、何度観ても涙腺が緩んでしまう。
基本的にお涙頂戴的展開には反応が遅い私なので、観終わってから「あ〜良かったなぁ」って感じ入ったところなんですが、後半の犯人の生い立ちシーンからがやたらめったら長い(長く感じた)んで、途中でダレてしまったんです。 アカネと共に「長いな〜(飽)」っていう風に。
ただこの後半は、刑事が事件の真相を紐解く面でも重要でありまして(これを補足するべく親子のシーンがあるような感じ)、そのあたりの描かれ方が、事前に引いておいた伏線を見事に拾い上げていくところにこの映画を観るに当たっての醍醐味があります。
そうじゃないと、前半なんてアレですよ。 「なにをあっちこっち出張に行ってるんだ?」ってなっちゃう。
それが自腹で調査に行き始める頃から空気が変わってくるんです。
特典映像の「今と昔」ちっくなのも必見。






