ネット通販の広告メール、無断送信禁止・経産省が法改正へ
なんともなぁ・・・どうなんだろうなぁ、というのが第一印象。 特定商取引法が改正されるとの事なんだけれども。
・販売業者が商品・サービスの広告メールを消費者の事前承諾なしに送ることを禁止する。
・代金を前払いしても商品が届かないトラブルをなくすため、到着後に支払える方法を必ず用意するよう求める。
後者はさておき前者。 経済産業省のページでは迷惑メール対策云々にて、
・相手方の承諾を得ていない広告メールの表題部冒頭への「未承諾広告※」の表示
・相手方の承諾を得ていない広告メールの本文最前部への「事業者情報(氏名又は名称、連絡先メールアドレス)」等の表示
・広告メールの受取りを拒否した人への広告メールの再送信を禁止
とありますが、さすがにメールタイトルに「未承諾広告※」ってつくメールは来なくなってきたとは思うんですけれども、っていうかそれはサーバ側で全然別の対策により効果が上がってる話じゃないかとも思うんですよね。 逆引きが出来ないサーバからの発信を規制する、とか、そういう方の話なんじゃないかなぁって。
ともあれ、特定商取引法とは別に、迷惑メールっていうのは無くならないものですねぇ。 無くなるっていうものでもそもそも無いんじゃないかとも思えるのですけれども。
受信側じゃなくて発信側での規制なんかでは最近、25番ポート規制なんかがありますけれども、それで迷惑メールが少なくなったとは言えないんですよねぇ。 私の契約しているISPのメールアドレス宛なんか、毎日相変わらず相当量の迷惑メールが届いちゃったりなんかして。
Outbound Port25 Block(OP25B)自体は例えばISPからみた話で、ユーザーはメール送信に際してとても面倒を被るケースがありまして、それと同時に自分のメールアドレスに届く迷惑メールは減らない訳で、それじゃぁ一体どうなのよって事でもありますです。
それでもISPの被害(というのかな)が軽減されているんだろうので、悪い話じゃないかも知れないけれども、簡単に言っちゃうと「ウチ(ISP)から迷惑メールが発信されるのを規制しますけれど、受信されるのはまた別問題」っていう事ですよなぁ。
ISPには今後も注力しなければならない問題なんだねぇ。
話は戻って「販売業者が商品・サービスの広告メールを消費者の事前承諾なしに送ることを禁止する」っていう話なんだども、なりすましなんかにはどう対処していく積もりなんだろう。
事前承諾っていうのは突き詰めて言えばユーザーが能動的にそのメール配信を求めた場合に限るっていう事だとは思うんだけれども、事前承諾無しの(この手の)メール配信はご法度になる事だとは思うんだけれども、A社の合法的なメール配信サービスを攻撃したいと思うB社が、第三者のC社を通じて「A社になりすまして不特定多数の相手に事前承諾無しメールを送った」場合なんかはどうなんだろう。
しかもそれが国内に限った話じゃなかったとしたら。
phishingにも通じる手法ではありますが、後手後手が得意中の得意な日本の役人様達の今後の動向が注目されるような気がします。
でも結局は自己防衛策を講じるより他にないんだよね。



