かかし長屋
棟梁に褒められ有頂天になる大工、盗賊としての過去を隠した扇職人、対人恐怖症で五千石を棒に振った旗本の次男坊、玉の輿に乗る娘など、この江戸下町の長屋にはさまざまな人たちが暮らす。そして彼らを助ける証源寺の住職忍専。ふりかかる事件にも自分たちの知恵で切り抜けていく。そんな長屋住人たちを闊達な筆で描きだす人情時代小説。第六回柴田錬三郎賞受賞作。
半村 良の時代モノっていうのは初めて読んだんだけど、他にもあってこんなテンションだったらもっと読みたい、と読了後に思いました。 すごく面白い。
回を重ねる事に文体が引き締まっているのがわかって、著者ノってまーす、みたいな雰囲気が掴み取れます。 文体そのものはキレがあって、子母沢寛に通じるものがあります。 子母沢寛ファンの私としては更に嬉しいところ。






