世直し大明神 おんな飛脚人
やっとこさ文庫本になりました。 早速購入して読了。
出久根 達郎の著作は、エッセーみたいなのはどうかと思うのですけれども、時代劇は殊更面白いです。 誰にでもテンポ良く読めるんじゃないかなって思います。 ペーソスがね、あるですね。
安政の大地震に見舞われた江戸の町で、まどかは思いがけない人に出会った。NHK金曜時代劇「人情とどけます」で大人気のむすめ飛脚がまた走る。
2冊目なんですね、「おんな飛脚人」シリーズとしては。
今回は、途中までは1巻目のように、主人公のように「ほーい」と疾走していく心地良さが読感としてありましたが、安政の大地震が発生してから少々どんよりとした印象を受けまして、これがこれでまた興味深いです。 若干のテンポ不足は題材が題材なので仕方ない、というところです。
劇中の世情よりも作風が試行錯誤しているような気がしますので、もし読み始めるならば順当に1巻目からがよろしいのではないでしょうか。






