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アウェイク・ザイオン

delicious はてな この記事をクリップ! | 2007年03月24日12:39 | 編集

アウェイク・ザイオン.

 ラスタだザイオンだジャーだ言われても、最初はとんちんかんだと思う、日本人だったら特に。 がしかし、レゲエを表面的だけではなくて、もちょっと深くとか、後は歌詞の面からとか理解したいのであれば、ラスタファリズムはどうしても押さえておかなければならないところでもあります。

でもきっと、日本人の半数以上はラスタファライ(って、ジャマイカの人はラスタファリを発音するけれども、私は絶対「ラスタファライ」しかも語尾が思いっきりガンジャのせいでだらしなくなっている発音が格好良いと思う)を理解出来ないんじゃないかとも思う。 それは仕方ないよねぇ。

そういう場合は、「ラスタは信仰、ザイオンは天国でジャーは神、んでおまけにガンジャは大麻」ってだけ憶えておけば、それだけでもレゲエは理解できますですよ(一寸強引だけど)。 だって、歌詞の中のかなりの頻度でこれら単語が使われているんで、「あ!今ザイオンって歌った!」なんてね、そんな感じでもっと君はレゲエが好きになるに違いない。 身近に感じるに違いありません。

レゲエミュージックの精神「ラスタファリズム」と旧約聖書の結び付きを解明するドキュメンタリー。女性映像作家、モニカ・ヘイムがジャマイカで誕生したラスタの歴史や精神、生活や教義についてさらなる探求をすべく、同地の首都・キングストンを訪れる。

ただ、レゲエ即ちラスタじゃなくて、ラスタファリズムに通じていないレゲエの存在も無視は出来ません。 つか、私はレゲエとラスタファリは全然別物だと捉えるべきだと、個人的には思いもし、個人的には定義もしております。 厳密に、レゲエは音楽であり、ラスタファリズムは信仰である、と。 そう捉えておかないと、現代の音楽シーンでは奇妙な齟齬に遭遇せざるを得ませんもの。 そして、齟齬を引き起こしたミュージシャンには全くに責は無いのだ、とも。

ラスタファリに通じていないレゲエを語る事が出来ないのであれば、それはそれで構わないですし、実際問題低俗的なレゲエの解釈としての楽曲の大量生産を目の当たりにして、何をどの線引きにまでレゲエを置くべきなのか等と考えた事もあるのですけれども、前述のように簡単に切り離して考えてみれば納得も出来てしまうんですよね。

軽率な存在としてのレゲエ音楽を耳にするにあたって、もう何年もこの事で悩んだていうか考え込んでしまっていた私なんです。 ままさておき。

そんな風に考えながらこの映画を観てしまうと、きっと後悔するかも知れません。 ですので、お気楽に観ましょう。 ちなみにこれは音楽DVDではなく、レゲエ音楽やラスタファリに関するドキュメンタリー映画なんであります。




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