空港問題で何故に長野県知事の物言いは高飛車なのだろう
一方、JAL側からの申し出について村井知事は「一方的な話で承服しがたい。しかし、今回の申し出をスタートとして再考を促していきたい」と述べ、あくまでも路線の維持のための努力を続けていく姿勢を示した。また、県は存続のための具体的な支援策などについては提示しなかったという。
もし私がJALの担当だったら、「あ、そう。じゃぁいい。バイバ〜イ。」つって、二度と交渉の場に行かないけど。 ちなみに、「あくまでも路線の維持のための努力を続けていく姿勢を示した」という部分は記者の視点で、恐らく「県は存続のための具体的な支援策などについては提示しなかった」の部分は知事もしくは県担当者の発言を引用したと思うんだけど、両者には矛盾が生じてると思うんだけど。
でもね、今回のが正式なJALからの通達(通告)だったんだけど、前に知事は「正式なのが来ていないんでわかんない」って言ってたんです。 そりゃそうなんだろうけど(つーか、もう少し頭を使ってコメントは吐いて欲しいけど)、今回正式なのが来てさ、んでこの発言じゃぁなぁ...。
この長野県知事の発言を受けてね、そいじゃぁとさ、おいそれとさ、JALが妥協案を出す訳ないものね。
まさかにJALが妥協策を講じたら、それはそれで儲け物の話。 でもね、JALの今回の話っていうのは、早い話がカネの事でしょ。 決算で赤字計上になる会社が先ず行うのは再建処理でしょ、カネの問題をクリアする事でしょ。 そうなったら当たり前の話だけど赤字を解消するという前提で、雇用を打ち切ったり、赤字部門を切ったりするです。 JALの場合は地方の赤字路線の、打ち切りを含む「再編成」なんであって、しかも、路線で使っている機体が古くなっちゃて、代わりが無いので路線毎やめちまえっていう結論なんですよ。
「一方的な話で承服しがたい。しかし、今回の申し出をスタートとして再考を促していきたい」
なんて知事が呑ん気コメントを吐いている次元じゃないのね。
それに、署名を集めて云々、っていうレベルでも無いと私は思う。 一寸辛辣な意見だけど、現実問題として。
長野県知事は、何でこういう高飛車な態度やコメントを出せるのか、私には全然わからない(「取り付く島が無い」という発言にも吃驚させられた)。 もしかしてJALに対して何か高圧的になれるような材料を持っているのだろうか(例えば大株主だったとか、昔幹部に恩を売ったとか)。 が、それにしても交渉下手な方だと思う。
そもそもに、JALなんていう大企業にそっぽを向かれてしまったら、長野県という自治体の尊厳はおろか、企業の今後の長野県への目が変わってしまうだろう事は明白ではないだろうか。 JALが大企業ではれば、長野県という自治体だって相当の金を動かす大企業みたいなものだろう。 知事と言う最高責任者が吐くコメントにどの位の影響が及ぶのかは、知事選を闘ってきたんだからわかるものだろう、と私は推測しているのだけれども。
そういう意味で、私は長野県知事を「どういう経営センスをしてるのだろう」と訝しげに見ざるを得ない。 コメント一つとっても、対外的な交渉センスというものが欠落しているというより他は無い。




