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田中前県政「実は独裁」村井知事が批判 (?)

delicious はてな この記事をクリップ! | 2007年01月05日12:58 | 編集

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 去年の知事選挙で村井現知事に票を入れた人は、長野県の未来を村井現知事に託したのでありまして、本当に立派な事だと私は思います。 また、破れた前知事の田中さんにおかれては、あぁいう人を煙に巻くようなボキャブラリーの露呈が少なくとも有権者のウンザリ感を煽った事に気付かなければ私は思います。 今、分かりやすい言葉で分かりやすい行動を以て具体的な成果を効果的に示していかないと、こんな情報化社会ですから大変なんじゃないのかなぁ。 う〜んコレは一寸後回しにしておこう、なんて例えば思ったりしても、他方では「隠匿だ」なんて思われちゃいますし、何についてそれが為されているかを以前より多く県民は知っているですしね。 また、公開も中途半端にすると後で色々大変だよねぇ。 なんて思った今日この頃。

 明けましておめでとうございます。昨年中は本当にいろいろお世話になりまして、ありがとうございました。
 昨年のような豪雪被害も無くて比較的穏やかな新年を迎えましたこと、皆様とともに喜びたいと思います。年末年始にかけましても、県民の安全、安心のために働いていただきました警察機関や、病院の職員、そして危機管理担当の職員の皆さんには、改めて感謝と敬意を申し上げたいと思います。
 今年の大変大きな課題の一つと言うのは、やはり中期総合計画の策定であろうかと思っております。私はこれは、「あらまほしき長野県の姿を描いていく」こういう作業ではないか、こんなふうに思っているところでございます。この計画の策定にあたりましては、市町村との対話、あるいは県民との対話、こういったものを通じましての共同作業にならなければいけない。この点を、是非ご認識いただいて、お取り組みをいただきたいと思う次第でございます。
 それから、新年度の予算の編成も本格化するわけでございますが、大変厳しい財政状況のもとではございますけれども、県内経済の再生を目指し、また医療・福祉・教育をはじめとする、待ったなしの県民の求めるところにつきまして、それぞれ解決の道筋が見えるような知恵を出していただきたいと存じます。
 それにしましても、広く国のレベルまで見ますと、地方にとりましては、大変先行きが不透明な、厳しい時代がなお続くということは言わざるを得ない。こうした時代であればこそ、足元をしっかりと見つめて、地域の強みを活かし、一方で弱点をよくまた認識して、これを克服、是正する地道な努力が必要になろうかと、このように思う次第であります。
 自由闊達でそして前向きな議論こそが、新たな道を開く、私はこのように思っておりまして、落ち着いた議論を大いに期待をいたしたい。事実を押さえ、論理を重んじた闊達な議論をお願いをしたいと思う次第でございます。
 今年も、ご一緒に団結して、県民の本当のご期待に応えるよう、しっかり仕事をしてまいりたいと存じますので、皆様のご協力をよろしくお願い申し上げまして、年頭にあたりましての部局長会議に臨んでのご挨拶にさせていただきたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

1月4日部局長会議録より、村井知事の新年の挨拶

ここで信濃毎日新聞では、

知事はあいさつの中で田中前県政の県組織について言及。「透明度のある決定過程があったと思う方もいるが、決定過程も実は独裁に過ぎなかった」などと批判した。

とあるけれども、思いっきり記事録から削られたようで、なかなか独裁的御都合主義的決定事項だと感服するより他ありませんけれども、それよりなによりも、

あらまほしき

なんていう古い古い言葉をね、キャッチフレーズに持ち出してくる村井知事の頭の中を一寸、覗いてみたいです。 「あらまほしき」なんて言葉は普通にわかるのだろうか長野県民には。 吉田兼好じゃあるまいし。 「理想的な長野県の姿を描いていく」でいいじゃん、って私は思うんだけど、何が何でも「あらまほしき」じゃないとダメなんだろうか。 つか、長野県民って理屈っぽくてスノッブだから嫌いだよ(笑)。 という事で、長野県民は小難しい言葉を使いたがる、という事でいいと思うんだけども、それはさておいてさっきの独裁云々の話は、冒頭の挨拶じゃなくて、その後の妙な受け答えの中に近いニュアンスのものがあるんですよね。

私が「みんなであらまほしき長野県の姿を描く」と言っていますことは、実は「コモンズに始まる信州ルネッサンス」というおなじみの言葉とそんなに違うことを言っているわけじゃないんだということをこの機会にちょっと一言申し上げておきたい。といいますのは、コモンズってのは、ああいう言葉を使うから分かりにくいのであって、あれは「結い」とか「入会(いりあい)」とかいうような観念にちょうど照応するような、もっと小さな人と人とのつながりを私は意味するんだと思っております。そういうもので長野県を変えていこうというのがあの言葉であったんだと思いますが、現実に起きたことは何かといえば、結局、特定の事柄が特定の方の御意に沿うか沿わないかってことで物事が進められてしまったところに実は問題があるんで、本当にみんなでコモンズと、自律した集団でしたか、いろいろ言葉が舞い散りましたので私も正確には再現できませんけれども、要するに自由闊達な議論が行われて、そして長野県が生まれ変わっていくってことをおそらくイメージされたのがあの言葉だったんだろうと思うんです。

それにしても、コモンズなんて言葉を俎板に乗せつつも、自分の吐いた「あらまほしき」の方がもっと分かり難い事に気付いていない知事の不幸さと、郷土的な内向性と申しましょうか閉鎖性と申しましょうか、こう...身内で完結させてしまおうというムラ社会的な長野県の未来が垣間見て取れそうなんだよなぁ。




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