Stop, Look & Listen
カナダのライブラリーに残された秘蔵盤、世界初公式リリース…! スティーヴィー・ワンダー「Summersoft」や、バリー・マニロウの「This One's for You」、そしてスティーヴ・イートン「All You Get from Love is a Lovesong」を取りあげるなど抜群の選曲センス。キャッチーなメロディが冴える色鮮やかなオリジナルも含めて、3分前後の歌曲すべてにソフト&メロウなアレンジを施し、もちろん女性のツインヴォーカルをフィーチャーした、ポップス感が満喫できる傑作。
セルジオ・メンデスが好きな人にマリオ・カストロ・ネヴィスを聴かせると大体、セルメンの印象が薄くなってしまう...と言うほどに、マリオ・カストロ・ネヴィスの完成度は高い。 傾向的にはセルメンに近い(し、そもそもお仲間)んだけれども、一層洗練されていて、汚れの「よ」の字も見当たらないそのアレンジは、逆にセルメンが泥臭く感じてしまう位であり、奇跡ですらあります。
ジャズ・ボッサ、そしてスイングしまくりの都会的なグルーブ。 ただ、強いて言えば何を聴いても「マリオ・カストロ・ネヴィス印」が押されており、思いっきりパブリック・イメージが...。 そんなマリオ・カストロ・ネヴィスの、お蔵入りになりそうだった作品がカナダのライブラリー系レーベルから出され、超レア盤として幻とまで言われていたもののCD再発がこれ。
マリオ・カストロ・ネヴィスの凄いのは、1967年にリリースされた1stも、つい2004年にリリースされた最新作も、そしてこの「Stop, Look & Listen」も、質が全く変わらない事で、全部繋げて聴いてみても、どこが区切りなのかわからないって事なんです。 こういうミュージシャンは余り居ない。
この作品でもお得意の「女性ツインボーカル」スタイルで、恐ろしく洗練されたポップでグルーブなジャズ・ボッサであります。 必聴。




