デイジー
画家の卵、へヨンの元に贈り続けられるデイジーの花。贈り主は分からないが、彼女は秘かに想い続けていた。ある日、彼女の前に現れた一人の男ジョンウ。彼女はデイジーの贈り主は彼だと確信するが、彼は張り込みの刑事で、ジョンウが狙う人物こそがデイジーの贈り主、暗殺者のパクウィだった…。
以前存在していた韓国映画の「情」のようなものが、この映画にはあると思います。 ある、というか、残っているというか。
一寸強引過ぎる設定(暗殺者・狙撃屋、とか)やストーリーは韓国映画と申しますよりも「映画」ですのでとやかく言うところではありません。 逆に、それがこの作品の場合、一層韓国映画の良さを引き出しているようにも見えます。
静かな映画で、これを韓国を舞台にすると少々泥臭くなってしまうところを、何故かオランダに設定しておりますので、妙にその「静かさ」が今度は浮き足立ってしまうのが面白いところ。 というのも、最後の最後などで「はい、ここで泣いて下さい」なんて音響効果が頑張っちゃったりとかしているものですから、全体のバランスが崩れてしまい、逆にコミカルささえ印象づける結果となり、本来であれば泣くべきラストシーンを、私は笑って観てしまいました。
ということで、韓国映画らしい韓国映画。
追記:アカネの、以前勤めていた会社での英語名(勤務内容的に英語名が必要な会社だったのだそうな)は「デイジー」だったとさ。





