ギターを持った渡り鳥
夕映えの港町・函館に流れ着いたマイトガイ、アキラ。地元の親分に雇われ、麻薬取引が切っ掛けとなり、ギターを背にした渡り鳥・アキラの鉄拳と銃と唄で描く西部劇調の娯楽アクション大作。シリーズを通してのライバル役に宍戸錠が登場。
渡り鳥シリーズは、観よう観ようと思っていてもなかなか観れなくて、これで何本目なんだか忘れちゃったけれど、なんだかんだでどれも同じなんじゃないかって思わないでもありません。
それは渡り鳥シリーズが面白い、という意味で。
映画の設定なんかも、発想そのものが総天然色状態なので、面白いかどうかと言われると正直「おかしい」と言わざるを得ませんが、それもこれも取り敢えず「面白い」って事です。
ともあれ、これは個人的な感想の極致なのかも知れませんが、私は小林旭の発声というか滑舌が、非常に聞き取りやすいんです。 ♪んか〜ぜ〜に〜さからう〜♪みたいな、実は崩しようがないあの声質っていうのは、何気に物真似がしやすいのでメジャーなれど、すごく音の粒がコロコロに揃っていて、聞き取りやすい。
ちなみに石原裕次郎の映画を観ないのは、台詞が聞き取り辛いから。
でも、この当時の映画って、結構台詞が聞き取りやすくて(この後突然に聞き取り難くなる時代がやって来る訳ですが)、そういう面で好き。 洋画なんかは必ず字幕付きで観ちゃうので内容がとてもわかるんだけど、邦画でしかも役者の滑舌が悪いのだと始末に負えない。 私が邦画を観ないのは、何喋っているか分からない最近の役者が嫌いだからです。
それにしても「ギターを背にした渡り鳥・アキラの鉄拳と銃と唄」って、メチャメチャ素敵だな。






