「朝日RDD」方式
前から気になっていたのですが、
《調査方法》22、23の両日、全国の有権者を対象に「朝日RDD」方式で電話調査をした。対象者の選び方は無作為3段抽出法。有効回答は1898人。回答率は57%。
この「朝日RDD」方式ってなんだろう。 無作為3段抽出法ってぇのかい?
RDD方式っていうのは正式名「Random Digit Dialing」で、ランダム生成された電話番号にダイアルして聞き取り調査する事で、それって考えてみれば携帯電話の番号も考慮されているのかな?っていう話もあって、今や固定電話は減少方向にあるっていうのに果たして今、有効か?無作為性は保証されているか?という感もあるのですが、取り敢えずRDDっていうのはこういうこった。
まぁそれはいいとして、asahi.comのページ上段には検索窓があって、試みに「朝日RDD」って入力してサイト内検索をしてみると、「中田氏、幅広い層支持」という記事にこうあります。
18、19の両日、横浜市内の有権者を対象に「朝日RDD」方式による千人目標の電話調査を実施した。対象者の選び方は無作為3段抽出法。コンピューターで無作為に発生させた番号サンプルのうち、有権者のいる家庭用番号に電話がかかったのは1703件で、そのうち1073人から有効回答を得た。回答率は63%。
2段無作為抽出法っていうのは聞いた事がありますが、無作為3段抽出法っていうのは初耳。 これがもしかして「朝日RDD」方式なのかしら。
となると、余った1段分は何だろう、っていう話になります。 もしかしたら「有権者」かどうか、だったりして(ぉぃ)。
それにしても朝日新聞は公平を期す為にも「朝日RDD」方式について明記するべきであります。 っていうか、明記しないところが朝日っぽくてステキなんですけれどもね。
それにつけても朝日新聞の質問の仕方と答えへの導き方っていうのは私には不自然に映りまして、例えば、
次の首相の靖国神社参拝について、「しない方がよい」とする反対の人はすべての年代で6割前後あった。内閣支持層で46%、自民支持層でも47%が反対で、「する方がよい」と答えた賛成の人は、ともに3割程度にとどまった。
が、
次の首相の靖国神社参拝の賛否を尋ねたところ、反対が60%を占め、賛成の20%を大きく上回った。
こうなる。 重箱の隅を突いているみたいでヤなんだけど、「しない方がよい」が「反対」になって「する方がよい」が「賛成」になるのはどうかと思う。 こういう場合は「しない方がよい」じゃなくて「反対である」だし、「する方がよい」じゃなくて「賛成である」と、ストレートに訊けばいいじゃないか。
「しない方がよい」っていう言い回し、とても曖昧だと私は思う。
概して朝日新聞はこういう風に曖昧な言い回しの設問を、竹を割ったような答えとして報じる傾向があるんじゃないだろうか。 もしかしたらそこに「朝日RDD」方式の妙があるのかも知れません。





