ハッカビーズ
私は最早、そんなに面白くなかったという感想に至った作品の前では、例の「某ミュージシャンの反論(糾弾)」が頭の中を駆け巡り、評論とは何か、感想とは何か、作り手の気持ちとは何かを考えなければならないものだと悟ったのであります。
うそぴょん♪
ただ、評論なり感想というものは、作り手におべっかを使うものでは決してなく、反面書き手の主体が全てであるというもの非常に偏っていて誤ったものである、という前提は分かります。 どちらかに傾き過ぎるとこれは難しくなる。
また、「書き手の主体が全てであるというもの」も、逆を反せば「作り手の主体が全てであるというもの」とも言えそうです。 どちらかが全てであれば、残りは存在しない。 どちらかが「全て」なんだから、残りものなんて存在のしようがありません。 非常に幼稚な自己の捉え方だと申し上げて構わないでしょう。
閑話休題
環境保全団体の支部長を務めるアルバートは、アイデンティティを見失い“哲学探偵”夫婦に自身の調査を依頼。探偵夫婦はアルバートの生活に密着を。やがて探偵夫妻によって、アルバートの心の中にスーパー“ハッカビーズ”のエリート社員ブラッドへの嫉妬があることが判明するのだが……。
これね、ジャケットと内容のギャップが大きくて、アカネなんてアホ面下げて気楽に観られるようなラブコメディーかと思っていた位なんですけれども(私もそう思ってた)、いや全然違いまして、いきなり下品な言葉から始まる...んです。
哲学的だったかどうかは微妙だけど、精神論と申しますか、要するに観念論で全編押し通すという強引な筋書きで、矛盾があれば無理矢理に軌道修正しちゃう大胆さは興味深かったですが、結果全体のバランスを崩したままエンディングを迎える、という簡単に言わせて貰えば駄作。
駄作と書きましたが、念の為に追記しますと、一般的評価は駄作であろうと言う事で、さて当サイト...いや、アカネは次第点すら付けなかったんで...私はと言いますと、そんなに難しくも無い事を、一所懸命に面倒臭く複雑にしていく苦労っていうのは評価しました。 確かに観ていて疲れますが、映画作品としてもう一度観るという事は有り得ない出来栄えだったんで、その1回を大切にした訳です。
でも、この映画から得られるものは少なかった。






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