悦楽
今週はアレです、大島渚ばっかり観ているみたいです。
匠子(加賀まりこ)が結婚したことに脇坂(中村賀津雄)はショックを受けた。実は脇坂には匠子のために人殺しをした過去があった。小学2年生の匠子に暴行したことをネタに強請に来た男を、匠子の両親に頼まれ、列車から突き落としたのだ。そして、ある日、その事件を目撃した役人が、脇坂の前に現れる。
作品自体が「オチが今一つ」だの「奥行き(深み)が無い」だのと、次点的な評価をされているのですけれども、そんな事は無いと思う。 映像技術的な古さやズレなんかは時代が時代ですからありますのでさておくも、出だしから効果的な映像ですし、ナレーションで前提が把握出来、スムーズに映画の中に引き込まれていくではありませんか。
小沢昭一(@明日のココロ)の、怪しいんだか怪しくないんだかわかんないけど公金横領しちゃった役人役もバッチリですし、通り一遍に主人公が墜ちていくのではなく、バイタリティー的に上がったり下がったり(でもモチベーションは下がっていくばかり)し、要素要素で加賀まりこや小沢昭一が幻影として現れ、一気にテンションが下がっていく様子等、飽きないで観られました。
なのに、アマゾンのレビューにもあるんですが、すざましい画質の悪さには辟易。 レビューにスクイーズではない旨が書かれてまして、クレジットを観てみましたら4:3のままDVDになっているみたいです。 それに、女医が人工呼吸(だと思う)するシーンにて、その女医の顔がカメラに近づく時にアンダー部分である髪の毛が近づいてくるんですが、その階調のズタズタ加減が尋常ではありません。
一瞬プレーヤーが壊れたのかと思うほど、大変な事になってます。




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