Previsao Do Tempo
心地よさではヴァーリの作品中ベストといわれる73年のアルバムを日本初CD化。ジョアン・ドナートとデオダートの共作も含まれ、軽快なギターと時代を感じさせるエレピが融合した魔法の音。
Marcos Valleのこれってトロピカリズモの後の作品なんですね。 1973年って。 でも、トロピカリズモと全然違う地平線に居るのがとても分かる作品。
音楽的に非常に洗練されており、ボサノバでもトロピカリズモでもない、それらを通り過ぎて着地したのは「ポップス」という大地だったようです。 曲の完成度とポップさ加減は勿論ですが、揺れるエレピ(と若干のギターすら?)と、意表を突きながらも自然に入り込むシンセ、内省的でありながらも民族の血故か開放的な歌声。 カエターノあたりがドン底に陥った時、カエターノ程深刻にはならず、かと言えジルの様に環境適応能力を遺憾なく発揮する事もなく、我関せずと良質のポップスを生み出していったんじゃないか、ってそういう相関図的なものが俯瞰出来そう。
あぁ、何はともあれ涼しげ。 一種アンビエントですらあります。
ともあれ、1曲目の「Flamengo Ate Morrer」が最高に素敵。 「死ぬまでフラメンゴ」ですものね。 そんなにサッカーが好きなのかい!って感じ。 でも、本当に愛に満ちていて、聴いていて気持ちよくなります。 こんな曲って珍しい。




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