復刊・夜想第3号「耽美」
先ず言えるのは、夜想は今、京都三月書房の通販で買い求めるのが一番であります。 一寸注文方法が厄介(というか、メールする)ですけども、早いし送料無料だし(全部じゃないと思う)郵便振替だから手数料も安いし、そのレスポンスの早さは他に類を見ません。
さて、復刊・夜想第3号の特集は「耽美」であります。 これぞお家芸。 これまで「ドール」「ゴス」ときまして、これらもこれらで夜想っぽい特集だとは思ったんですけれども、内容的に今一つ突き抜けていない感があり、元々特集内容に波のある書籍ではありましたが、その幅が更に広がっているんではないかと危惧し、そうは言え買うのはコアなファンなんで、要は何でもアリなのかなとも諦めもし。
夜想は、集大成を目指すのではなく、クエスチョンを投げかけます。
日本における耽美という概念自体が、日本の土壌のなかで、
ヨーロッパで起こった耽美というイズム本来のものと
まったく異なった特殊な発展を遂げたとも言えます。
これまでの夜想の特集と同様、日本的な特殊な文化として
畏怖、エロス、死の身体性が、この時代の美として
どのように変貌したかも含めて
捉えたいと思います。
(公式サイトより)
...どういう意図でこういう半改行をしているのかはさておき、80年代以降の耽美主義に関しては、個人的には夜想がこれをリードしてきたと思っているので、自己批判しているようにも見受けられ、時代の推移を感じます(笑)。 無論、「80年代以降の耽美主義」とは、「80年代以降の耽美主義への評価」と言い換えるのが妥当ではありまして、結果夜想の世界であります。 だからお家芸。
小特集が「三島由紀夫/死の美学」で、切腹大好き男であった氏の死の特集である事も見逃せませんけれど、今回の夜想は濃い。 ここから非肉体的な何かが広がりそうな予感。 昔のワクワク感が甦る。





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