装苑 2006年05月号
昔勤めていた会社に文化服装学院の講師が居て。 結構年食ってるんですけれども考え方が(やっぱり)若い...というか先進的で、且つ問題意識の高い方で、無論スキルはとんでもなくあり、流石に文化の講師になるだけあるなぁって私は思ったものです。
私もアパレル系職人の小倅なんで、どうせだったら文化に行けば良かったな、ってその時は思いました。 今でも職人っていうのを生業にしたいと考えるものですけど、何年か前に実際に型紙起こして裁断して革漉きしてミシンをかけてバッグを幾つか作った時に思ったのが、「もう手遅れだ」ってぇ事。
とか言いながら私もアカネも、私がこさえた財布を使ってるんですけどね。
さて、装苑と言えば、私が買わずとも身の回りに普通にある雑誌でありました。 でも、いつの間にやら身近ではない存在になって久しいです。
ところが、アカネが本屋で言うに、今号は70th anniversaryで、しかも特集が「新宿世紀」で「薔薇のファンタジー」で、表紙がアナ・スイなんだから買わずにはいられないというものです。
全部好きなの(笑)。 (昔の、だけど)新宿も薔薇もアナ・スイも、好き。
今や装苑の装丁も「落ち着いて」、やっとこさ時代が装苑に沿う昨今となったなぁって私は思うのですけれども、ページレイアウトの安定感っていうのは「面白味」とは別の次元に存在するものであるという証左がこの装苑にあると思います。
たまらんだろ、この表紙。 パーフェクトです。






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