ノミ・ソング
80年代N.Y.のニューウェーブシーンでカルト的人気を誇ったシンガー・ノミの生涯を、彼に影響を受けた人物たちのインタビューを交えて振り返るドキュメントリー。名声を得ながらもエイズによって非業の死を遂げた彼の生き様を堪能できる。
結局はニューウェイブな楽曲が嫌いで聴かなかったんです。 それと、(具体的には何とも言えないんだけど)GongとかFaustっぽいニュアンスもあって、今一つ踏み込めなかった。
でも、コールド・ソングという曲は珠玉だと思いますし、実際珠玉の出来栄えに違い有りません。 他聞に漏れず私もスネークマンショーの影響でこの曲を聴いたのですが、本当に優れた楽曲で、オペラがどうこうっていう先入観を軽く吹き飛ばす威力は何物にも換え難い魅力なんだろうなぁって思うところです。
コールド・ソングの歌唱シーンがある、というのだけを目当てに観ました。 特典映像にノーカット版gあります。 これを観るだけでも価値があります。 是非ご覧下さい。
作品的には微妙に評価出来ません。 日本語訳も不思議だし、意図しないカットアップが心地悪く、心地悪いというよりもクラウス・ノミに失礼だったり意地悪な印象が残ります。
それにしてもエイズが当時「ゲイの癌」と呼ばれ、本人がゲイで、エイズで死んだというのは衝撃以外のなんでもありませんし、移るんじゃないかって遠ざかってしまった取り巻きさんのインタビューが堂々とこの作品の中で展開されるのは、正直違和感があります。 でも、当時はその位誰もが無知で、悲惨だったんだなぁって。
でもあれだ、ハードゲイをネタにしている芸人を引っ張り出すようでは、まだまだ誤解は解けないや。 その下にあるSTUDIO VOICEの評論が吹っ飛びますものね、これじゃぁ。
この作品の見どころは、コールド・ソングとそれと、ガブリエル・ラ・ファーリさんのインタビュー全てであります。



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