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IDEA NO. 315

delicious はてな この記事をクリップ! | 2006年03月12日16:00 | 編集

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 今発売されている「アイデア」は、宇野亜喜良の表紙で本当に格好良い。 アンニュイで、時には一寸「あっち」に視点の定まった、妖艶な少女のエロスっていうのは、60年代70年代そのものであり、当時の印刷の...あのインクの乗り方や発色さ加減と相まって、「時代」であります。 あ、それだけじゃないんですけどね。

ですが、実は(勿論ファンで、本も持ってますけど)宇野亜喜良目当てではなく、

書影の幻像
野中ユリの装釘

野中ユリは1960年代より版画,デカルコマニー,コラージュ,オブジェなどさまざまな技法によって独自の想像力の結晶化ともいえる作品を発表してきた。また,瀧口修造,澁澤龍彦など文学者・作家・詩人たちとの交流も深く,彼らの著作の装釘や挿画を数多く手がけてきた。その書籍装釘に光を当てる。

野中ユリ様...目当てで買ったんです、こんなにクソ高い「アイデア」をばさ。 でも、勝手良かった。 毎日寝る時にパラパラと眺めて溜飲を下げて、寝てます。 精神安定剤みたいなもの。

作品そのものじゃなくてインタビューと申しましょうか発言っていうのは、ユリイカ別冊だったかの澁澤龍彦特集の中で読んだ以来だったと思いますが、とても言葉遣いにセンスがあって好きなんですよ、野中様って。

これがインタビュアーであったり編集者の力量であったとしたら、大した物だと感心します。 そもそも、誰もが言葉遣い美しくインタビューに答えられないものであります。 編集の技術っていうのはそこにこそ発揮されるべきであり、編集者が力んだ結果悲惨な事になる現場に立ち会った事がありますけれど、あれは悲惨悲惨悲惨だよぉぉ?(笑)

ともあれ、多少編集が粗くても、野中様の作品(書籍装丁)に目を奪われちゃってそれどころじゃないかも。




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