NANA
原作が漫画であり、その映画化となると、特に矢沢あいモノである場合、相当に差し引いて観ないとガッカリしてしまう事実を私は知ってます。 で、原作を好んでいる私やアカネの場合は更に、あのシーンとか実写なんだよなぁ...って観る前から相当に差し引いて臨んだのでありました。
カリスマ的な人気を誇るコミックを、原作ファンの期待を裏切らない、ぴったりのキャスティングで映画化。描かれるのは原作の5巻までの物語で、ナナと奈々の出会いと再会、それぞれの東京での新生活と、複雑な恋のドラマが展開する。2人が共同生活する「707号室」のインテリアや、ナナが愛用するヴィヴィアン・ウエストウッドのファッションなど、原作の世界が無理なく映像に溶け込んでいるのが成功の理由だろう。
結果、評価としては「宮崎あおいの一人勝ち」。 と申しますか、彼女以外が大変な演技をかましてくれまして、冒頭10分位でこれ以上は考えられないという程に不穏な空気が我が家の寝室を満たしたのでありました。 いやぁ、やっちゃったよ、この映画。 このやっつけ仕事っぷりは邦画ならではです。
だめだ、先に原作を読んじゃうと。 この映画を先に観てから、興味のある方は原作を読まれた方がよろしいかと思います。
が、その中でも評価したいのがヤスさん(ポートピアの犯人ではない)。 佇み具合、特に後ろ姿が気持ち悪いくらいに雰囲気そのままで、相当研究されたのか、はたまたは素に近かったのか、その辺は詳しく知らないのですけれども、注目して観て頂いて構わないのではないでしょうか。
曲が良いから演技を許す...とはいかない、そうは問屋は卸さないっていう教科書的な作品でした。




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