チャーリーとチョコレート工場
うちのアカネはジョニー・デップが好きだ。 何故かと改めて訊いたところ、顔が良いというミーハー的な感想の他、人がやりたがらない役柄を好んでやるという奇妙な人だからというのと、そこから派生される「際物役者」でありからなのだそう。
素晴らしい。 それじゃぁ私がこよなく愛する際物役者「岸田森」と同列で良いんだよね? 良いんだろ? 今いーって言ったじゃねーか。 はいはい、ジョニーと岸田は同一線上でーす。<みなさん
ウォンカ氏が経営する巨大なチョコレート工場に、5人の子どもたちが招待され、驚くべき体験をする。5人のなかで、唯一、貧しい一家の少年チャーリーで、天才子役のフレディー・ハイモアが名演技を披露している。ほぼ原作どおりの展開に、ウォンカ氏の幼少期のトラウマなど新たなエピソードが加わり、彼の人物像に深みが出た。
本作最大の面白さはバートンらしいブラック&シニカルなテイストだろう。子どもたちの性格や運命は原作以上に強烈だし、おかっぱ頭のジョニー・デップの演技も異様なインパクトだ。映像では、工場で働く小さな人々「ウンパ・ルンパ」や、クルミを割るリスたちなど、実写とCG、アニマトロニクスを駆使したマジカルな場面が必見。工場内のツアーは、テーマパークのアトラクションのごとく進み、各ポイントでのカラフルで奇妙な風景は目に焼き付いて離れない。自分にふさわしい題材を、うまく料理した映像で、バートンのひとつの集大成だと言ってもいいだろう。
色の使い方がすごくわかりやすくって、ウォンカにだけ照明が当たっていないとか、抑えるところは力一杯抑えたお陰でカラフルは本当にカラフルに映ったりって。 ただただカラフル一辺倒なだけじゃないのが良いです。 外は雪ですし、コントラストがはっきりしていて本当に教示めいている。
教示めいているのはストーリーにこそ顕著で、非常にダイレクトに教訓じみています。 文部科学省はこの映画を推奨するべきです。 それでこそジョニー・デップが際物役者として世界的に認知され...じゃなくて、劇中の「いイタに対する結構行き過ぎたバツ」は日本人にはショッキングですが、チョコレート工場内だけにうまく「コーティング」されていて、直後の歌で無理矢理有耶無耶にさせられ、ガキなんてそんな深いトコまで観ていないんだからいいじゃん、って話です(←途中でどうでもよくなった)
道徳論者よろしく悪戯我儘な子供に罰を受けさせる(でも全て子供自身の逸脱によるもの)ウォンカですけども、一番に大人になれてないのは彼自身である事が明らかになり、最後はこれを受け入れてハッピーエンドというこの映画、夢物語だけどちゃんと現実(教訓)を汲み入れる事で、単なるカラフル映画で終わっていないところが非常に評価出来ます。
ジョニー・デップの表情が素晴らしい。 心理状態が露骨に(=分かりやすく)出され、子供にでもこれだったら分かるでしょ。






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