Madonna
邦題「バーニング・アップ」、続く「Like a Virgin」だってどうしようもなく捨て難いんですけど、私が好きなのはどうしたってこの1st。
今、この2006年に温故知新でマドンナの2ndまでを評価するのは非常に正しい実践的態度だと思います。 ここで聴ける、世に言う80年代的サウンドの先駆的なサウンドは、その後の(本来の意味での)エピゴーネンとは一線を画している事こそを今評価しなければならないからです。
っていうか、「大半はセカンドアルバム迄がオリジナル」なんて話もあるんですけれども、それはさておきこのスカスカ感が当時は何とも濃密に感じておった反省も含め、もう一度聴き直してると、当然ながらマドンナの声が若くもあり、そして「歌わされている」雰囲気たっぷりなところです。
詰まり「プレ」マドンナと申しましょうか、自己プロデュース出来なかった頃のお仕着せのアイドル然たるマドンナのボーカルが、笑っちゃうほど普通で、今逆に新鮮に聴けるのであります。
ここで話はなんだかわかんなくなっちゃうんだけど、私は当時からマドンナが好きだったにも関わらず、持ってるLPはライブのブート盤だった事を告白します。 そのライブは「Like a Virgin」が出て爆発的に人気が出た頃のそれだと記憶しておりますが、勿論ブートなんで音質は悪いんですけど、逆に無茶な音圧が掛かって、大変ヘビーなテクノ然しておりました。 もう公式スタジオ録音盤なんて簡単に吹き飛んでしまうような威圧的な音の壁。 そしてそれに負けない位のマドンナのボーカル。
多分、これが私の原体験なのかも知れません。 それがあるからこそ、幾分多分に差し引いてスタジオ盤を聴いているのかも知れないんです。
M2は名曲。






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