ロックンロール・ハイスクール
B級映画の帝王、R・コーマンが製作総指揮、アメリカ国70年代の人気ロックバンド・RAMONESが唯一映画出演した学園青春ロックンロールムービー。ロック全面禁止を引っさげて高校に乗り込んできた女校長に、生徒のリフはRAMONESと共に殴り込みを駆ける。
ロジャー・コーマン...って聞いただけで内容が7/10位分かってしまう素晴らしさとB級さは、どうしたってコーマン作なんでありますから当然ながらも(これまでに意気揚々と幾つかの監督作品を当サイトでも紹介させて頂きました)、ラモーンズが殆ど主演している状態の本作品は、ラモーンズのコアマニアには勿論の事、B級映画ファンにも勿論、そして「チープな笑い」を求めてしまう貴方のような困ったさんにはもううってつけなところです。
それぞれのメンバーはそれなりにキャラを露出しておりますが、何をおいても矢張りジョニーさんはジョニーさんだった、っていうのがこの映画では痛いほど判ります。 結局ディーディーさんじゃなくて、ラモーンズで言えばジョニーさんこそだったんですよね。 在り方がラモーンズであるジョニーさん。 これはこれで潔くて、観ていて納得しちゃったです(ちなみにディーディーさんは、ラモーンズを飛び越えてパンクの在り方ですらあります)。
大人の皆様は「革ジャンと破れたジーンズとロケンロー」って聞くと拒否反応を感じてしまうかもしれません。 でも騙されたと思ってこのスラップスティックなB級映画を観てください。 あまりのB級さに恐れ入ってしまうでしょう。 それが正しいB級映画の観方です。 B級映画とは観ている方がA級だからっていう比較論なのではなく、B級だとしか判断出来ない観た側の粗末さに起因する評価であり、その面から鑑みるとB級映画こそ素晴らしく、お手前ら正座してこの作品を観て下さった方が良かござんせんか、っていう事です。
「意外に」以上に面白かった作品でした。 これ面白いと思うなぁ。





- link -