モップス 2001 Millennium+1 BEST
モップスを聴くにあたって、何から聴けば良いのかという話になって、私は1stの「サイケデリック・サウンド・イン・ジャパン」を薦められました。 サイケデリックとは、厳密には違うんだけれども相当意欲的で面白い内容との事。 或いはまた、「雨~モップス'72」が良いとの事。 でも、一寸入手が面倒臭いので、あれこれと放置しておりました...。
また別方面でモップスの話になり、ファンの人からあれこれお話を聞きますと、モップスはサイケっぽかったりアートロックやハードだったりする方面よりも、叙情的な面に注目するべきなんですって。 ですので「御意見無用(いいじゃないか)」じゃないんだ、と。 「朝日があたる家」も叙情的な面があるけれども、そうじゃないんだ、と(笑)。
結果的にこのベストを買った訳ですが、その「モップスの叙情性」っていうのが分かりました、私。 モップスってサイケっぽい、ハードな面は最早どうでも良いかも知れません。 それよりも、初期で言えば「消えない想い」(作曲者:村井邦彦)の、ポップなクリムゾンって感じの、もっと突っ込めばビリーバンバン状態の必殺的アレンジの素晴らしさ。 そして曲の完成度の高さとボーカルの粗削りなダイレクトなダイナミックさが素晴らしいところ。
また、メンバーの星勝さんは今やアレンジャーとして有名ですが、叙情性でその作曲才能を爆発させたんじゃないかと私が思うところの「夕暮れ ALONE」も名曲。 元々は英詞だったそうですけれども、このベストで聴けるのは井上陽水さんの手による訳詩なんだそう。
他の曲群とのギャップが激し過ぎて、皆様にはオススメ出来ませんが、少なくとも上の2曲は名曲です。 すごく洗練されていて、モップスだとは思えない程です。





