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Silver Apples / Contact

delicious はてな この記事をクリップ! | 2005年09月25日18:27 | 編集

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 1stと2ndの2in1で1307円という値段設定が安いと思えばローファイな貴方、高いと思えば普通人な貴方。

サンプリングによく使われるエレクトロニック・ポップのパイオニア、シルバー・アップルズは、とてつもない影響力をもった常識はずれの2枚のレコードを1968年と69年にリリースすると、その後姿を消してしまった。(略) この2つのアルバムは、前衛的なセンス、ポップなメロディー、フォーク・サイケの構造、凝りに凝った歌詞、重たいパーカッションを奇妙かつ誠実なやり方でミックスしたもの。言葉で説明するのは難しいが、当時最も時代を先取りしていたプログレ予備軍の音楽と並んで高く評価できる、独特な音楽なのだ。

60年代後半にリリースされたSilverApplesの1stと2ndは、打楽器担当の人と、ノイズ発生器担当の人との二人組なんでありまして、ローファイだったりアバンギャルド関連の音楽書籍には必ず紹介されている有名な奇人(奇音)ユニット。 遠くの方でドラム(パーカッション)がループの如く鳴り響き、その上を和めるんだか和めないんだか全然わかんねーんだけど決して不快では無い表現の著しく難しい電子音が行き交うサウンド。 時より唐突にバンジョーが鳴り響き、その瞬間聴く気を失う事請け合いな、脱力系サウンドの最高峰。 ボーカルも全然やる気なしで素晴らしい。



これが60年代末に録音されていた、という事自体が人知を超えた奇跡と言わずしてどうする!的な名盤でありますが、私は一般的にこれをみなさんに奨めません。 が、padma colorsが紹介する一般的じゃないCDを「うっかり」買って「うっかり」好きになってしまうような御手前共の様な「困ったさん」達には、一にも二にも無くオススメしちゃいます。

時代的にはエレクトロのはしりであり、サイケ後半戦だったり、音楽的前衛の頂点期だったと思うんでして、こういう作品がリリースされても全然驚きませんが、それより驚きなのが、そんな時代のリリースなのにサイケでもエレクトロでも無いという点です。 そう、ローファイそのものなんです。 これ以上のローファイサウンドは未だもって無く、再結成(?)されたSilverApplesでさえこれら作品を越えられていません。

但し、直接的影響の権化とも言うべきトリビュート盤は別。 Electronic Evocationsの再発を望むところです。 これは本当にオススメなんだけど、売っていないんですよね、今。


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