スピード
権力の陰謀なのかなんなのか、石丸元章さんの著作がどこにも売っていないんです。 結構遠くの本屋さんとかまで行かないと売っていないし、っていうか全然売ってなくて、折角興味持ったのにこれじゃあんまりだよな、って。 権力の陰謀だよな、って。
思わないけど。
コカイン、ハシシ、スピード、LSD...。取材ライターの"オレ"が巻き込まれた、薬物使用者の壮絶でクレイジーな世界。ありとあらゆる薬物にはまり、幻覚、幻聴に苛まれ、精神と肉体を病み尽くした悪夢の4年間を、狂気と正気の間を往復しつつポップな文体で綴る。新感覚スラップスティック・ノンフィクション。
どんな悪文がここに収められているのかと。 私の場合はドラッグが云々なんていう体験記自体には全く興味が無く、読みたいのはシ●ブによる急性分裂症を患った人間が安定剤を呑みながら一体どんな文章を書くんだろう、と、その一点に興味がありました。
が、案外普通の文体と申しましょうか、今では全然普通な電波文なので拍子抜けであります。 身を張って頑張ったなぁ...っていう感想が先ずあり、やっぱり石丸元章さんの著作は面白いなぁ、っていう、90年代の置き土産でありました。






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