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Ege Bamyasi

delicious はてな この記事をクリップ! | 2005年07月25日19:49 | 編集

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 私としては、っていうか当然の話ですが、ジャーマンロックで有名なCANの4th「Ege Bamyasi」は、3rdの「Tago Mago」と、5thの名盤「Future Days」の間にリリースされた作品でありまして、Future Days程「飛び抜けて覚醒」してもいず、Tago Mago程アバンギャルドでも無い、音楽的にも丁度中間的な内容です。

Tago Magoからの流れであるハンマービートはまだ健在でありまして、何を叩けばこんな音が作れるんだろうと思ってしまうところなんですけれども、M2「Sing Swan Song」のよなメローでセンチメンタルな名曲(この曲大好き!)があったり、どうしようもない歌詞を一生懸命ロック的にシャウトしている「Vitamin C」なんかもあり、全体としてはかなりロックな出来栄えなんで、とっかかりやすいアルバムとも言えましょう。 私なんて最初に聴いた時、なんていう奇形的なロックなんだろうって思ったものだけれど、今聴くと(慣れたのか)全然普通で、逆に普通のロックが歪に聴けてしまったりでゴメンナサイ。 でも今や私にとってはジャーマンロックが基点(笑)。



それにしても、他のバンドだったら加入3時間でクビになりそうなボーカルのダモ鈴木さんを、よくぞその才能を見いだして(いや、見いだしたのどうかは怪しいが)開花させたものです。 他のメンバーのその懐の深さ、或いは特異な音楽の方向性とスタンス(バンドを始める時にこれら三十路のおじさん達は、ロックじゃなくてジャズとか現代音楽とかクラシックの畑に居た!)が、ヒッピー然の日本人をも吸収してしまったのです。 諸説あるらしいんですが、CANというバンド名には「色んなジャンルの音楽を缶に放り込む」みたいな意味をも付けられたらしく、その点で言えばボーカルも一つの楽器、一つの音楽のありかた(ジャンル)としてこのCANというバンドの中に放り込まれた訳でありまして、上手下手ではない、そこから得られるスタンスに比重が置かれたお陰で、今私たちはこんなにも刺激的な音楽を聴く事が出来るのであります。

個人的な見解では、CANはの順に買うとよさげかなって思います。


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