END OF THE CENTURY
ラモーンズは聴きようによってはとってもポップで聴きやすい、というのが私の感想であります。 みんな「ラモーン」を名乗っていたりして、案外仲の良さそうなバンドなんじゃないのか?っていう感じで、結構いい感じで観始めたんですけども...。
ドロドロしてて憂鬱になってしまう作品です(笑)。 変な先入観を持って観ちゃダメですねぇ。 ラモーンズもやっぱりバンドなんだ、と。 不和とかもあるし、死もやってくるんだな、って当たり前の部分を確認した私なのでありました。
ぐちょぐちょに歪みまくった音で「迫る」ライブ映像は圧巻であります。 カウント叫んで一気にゴー!っていう姿勢は清々しくもあり潔さも感じさせ、男だな!って思わせます。 他にも若きイギー・ポップの映像だの、ドールズの(これってよく見るやつだけど)映像なんかも織り込まれていて、めちゃめちゃ見ごたえがあります。
DEE DEE格好良かった(ラッパー映像は笑った!)。 でも死んじゃったんだなぁ。 JoeyもJohnnyも死んじゃったんだなぁ...
『ラモーンズ・ロウ』が彼らの明るくユーモラスな面を強調していたのに対し、本作はメンバー間の不和、ジョーイとディー・ディーの死にまで踏み込んでおり、かなりダークな仕上がり。ジョーイとジョニーが女性関係のもつれから決裂、80年代初めから口すらきかなかったというエピソードもあり、運命共同体としてのラモーンズ幻想を打ち砕いてしまう。かなり複雑な思いにかられる作品だが、知られざるバンドの人間模様を描写。2004年のジョニーの死には触れられていないが、ラモーンズを知る上で必要不可欠のドキュメンタリーとして必見だ。迫力のライヴ・シーンもたっぷりと味わうことが出来る。





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